$ 0 0 江戸時代、埼玉県秩父市では三十四か所の観音霊場を回る秩父札所巡りが流行しました。札所巡りの際、宿泊場所として人気を得たのが秩父七湯です。そのうちの一軒、200年の歴史を今に残す老舗「新木鉱泉」は、館内でその歴史を随所に感じることができます。肌がさらっと仕上げる鉱泉は「卵水」と呼ばれ、地元客や巡礼者、そして評判を聞きつけた湯治客にも親しまれてきました。